自分の情熱をビジネスにしよう。

From:新井翔平

 

 

若者からアドバイスを求められる。

 

「新井さん、

最近こんな儲け話が来たんですよ、

これってどう思います?」

 

僕がコンサルをやってるって聞いて、

ある後輩の23歳の子がさらっと僕に聞いてきた。

 

ちなみに、彼はサラリーマン経験があるわけでもなく、

いわば、本当に荒削りな野生児。

 

高校も中退で、

いろんな仕事を転々とし、

お金を貯めて、

将来は起業したいとのこと。

 

 

基本、僕は、

こんな子が好きだ。

 

僕自身、

実家が商売をしてたのもあって、

10代の頃からサラリーマンみたいな生き方はなぜか無いとハナから思ってた。

 

就職活動の時も、

最初から起業してやるつもり満々だったからか、

希望するほとんどの会社から

ことごとく内定をもらうことが出来なかった、、、笑

 

当時憧れだったサイ○ーエージェント系列の会社は

多分子会社も含めて「全部」受けた。

 

 

けど、

ことごとく

全て「お祈り」された笑

 

 

その経験を通して僕には強烈な、

「日本社会アホくさ」

「サラリーマン、アホくさ」

「日本社会が俺を捨てるんじゃねぇ、俺が日本社会を捨てるんだ」的な笑

マインドが醸成され、

意地で一社から内定をもらって、

即刻辞退し、

猛烈にアルバイトを始めた。

(最低だな、、、)

 

 

大学卒業と同時に海外に出て行ってやる。

 

 

そう決意して、卒業した翌週にワーキングホリデーでカナダに旅立った。

 

今思えば、

猛烈な、

劣等感だったんだと思う。

 

稼ぎたい、

儲けたい、

あいつらを見返してやりたい、

自分の優秀さを証明したい、、、

 

(*余談

成功しているように見える経営者の中で、

意外と多い事業を起こすモチベーションが、

「自分の正しさを証明したい」

だったりする。

そんな人は大抵、自分の父親に対する怒りのエネルギーを解放できていない。)

 

でも、

「なんとかして楽に儲けられないかな?」

このマインドを持っている人は、

ものすごく騙されやすい。

 

僕も何度もネットワークビジネスやマルチ商法、

悪徳商材に引っかかりかけた笑

 

チャンスを追求している人ほど、

騙されやすい人種はいない。

 

って、リッチシェフレンというアメリカのマーケターが言ってた。

 

冒頭の彼が持ってきた儲け話も、

いわゆる、

それ系。

 

「楽して不労所得をー!」

 

みたいな。

 

 

その時に僕が彼に聞くのが、

「それ5年10年続けたい?」

「君がそれやることで、社会にどんな貢献できるの?」

 

大抵は、

「いや、そんなつもりないっす笑

今やれば儲かるかなって。。。」

 

結局、

短期的に儲けて売り逃げじゃ、

時間の無駄だし、

やる意味がない。

 

 

ビジネスで勝ち続けるには、

社会に対して価値を届け続けないといけない。

 

 

短期的にではなく、

長期的に。

それって、

そのビジネスをあなた自身が心の底から好きじゃないと、

できっこない。

 

 

多くの人は外に外に、

チャンスを探してしまう。

 

でも、

本当は先にするべきは、

自分の内側からくる情熱に耳を傾けること。

 

 

その情熱を、社会が求める形にどうアジャストできるか。

 

その先に富があるんじゃないかなって僕は思います。