From:新井翔平
「チラシはやった。でもあれは効果がなかった。」
「web広告はやった。でもあれは効果がなかった。」
「DMはやった。でもあれは効果がなかった。」
よく経営者から聞くこれらの発言は、例えて言うなら、
フランスに旅行に行って、スリの被害に遭ったからといって、、、
「フランス人は全員盗人の民族だからイケ好かない!」
例えて言うなら、
ブラジルに行って、タクシーでぼったくられたからといって、
「ブラジル人は全員ボッタくり野郎どもだ!!」
的なステレオタイプの発想に近い。
もはや最近はカチンとすら、もう来なくなったけど、新聞オリコミの話をした時に、「オリコミはやったけど効果なかった」と、僕が言い終わる前にかぶせ気味で言ってくる経営者さんは一体何なんだろうと思う。
条件反射に近い。
努力の量を認めて欲しいのかも知れないけど、「量」が多くても「向き」が間違ってたら意味がない。
イカンイカン、愚痴っぽくなった。汗
そんな人ほど、実際に出したチラシを見せてもらうと、
「誰に向けて書いたのか?」
「何であなたに電話をしなくちゃいけないのか?」
「どんな悩みを、どう解決してくれるのか?」
もう、何が何だか意味が分からない。
「私はこうだ!」
「私はこれが出来るんだ!」
「私は私は!!」
「俺は俺は!!!」
みたいな、自己主張ばかりのチラシで、
読んだ人は「何で自分は行動を起こさなきゃいけないのか?」が分からないケースがほとんど。
「部分」だけを見てる人は一生同じ間違いを繰り返し続ける。
マーケティングの全体像をまず理解する為には、とりあえず僕のセミナーに来て欲しい笑
(そしてコンサルも受ければもっと良い笑)
「部分」だけを見てる人は一生、同じ間違いを繰り返し続ける。
「全体」をまず把握した上で、「全体」から「部分」をそれぞれ見て行き、最後に「自分のビジネスなら、、」と当てはめる活動をすることで、今あなたがやるべきことがハッキリする。
『鋼の錬金術師』と言う錬金術の漫画で、
「錬金術の基本は、『理解』『分解』『再構築』だ。」
と主人公が言ってたけど、本当その通り。
マーケティングも、『理解』『分解』『再構築』することで、今あなたがやるべきことが明確になる。
「me copy」と「you copy」。
全体像をひとまず把握して欲しい。
それがまず第一。
ただ、対処療法的かも知れないけれど、上記のような、「やったけど効果はなかった系」の経営者が、手っ取り早く広告のパフォーマンスを改善するための方法は、
ある。
それが、
「me copy」と「you copy」。
誰もあなたのことに興味なんかない。
人は自分のことにしか興味はない。
ほとんどの人が、世界で一番自分のことが可愛いと思っているし、見ず知らずのあなたの言葉を読む道理も義務も何もあったもんじゃない。
そんな時に、
「俺はこれが出来る!」
「あれが出来る!」
「こんな実績がある!」
「モ○ドセレクション金賞なんだぜ!」
「すごいだろ!」
なんて文章、、、
読みたくない。笑
でも、
「あなた、こんなことでお悩みじゃないですか、、、↓?」
「もしあなたが○○や××でお悩みなら、、、」
「ずーっと困っている○○が驚くほど簡単に解決するならどうですか?」
「あなたがたった○ヶ月で、○○になってしまう方法を公開しています。」
お分かりだろうか?
「相手の頭の中に入り込め。」
こう言ったのは、伝説のコピーライター、ロバート・コリアー。
前者の自己主張系コピーは「me copy」。
後者の、「あなた〜」から始まるコピーが「you copy」。
何度でも何度でも何度でも言う。マーケティングは愛を伝える行為で、セールスコピーはラブレター。
気になったあの娘とデートにこぎつける為に、自分の言いたいことをひたすら言い続ける男に、チャンスなんてあるだろうか?
いや、あるまい。
まずはあの娘が何を好きなのかリサーチすることから始まるはず。
友達の情報で、クレープが好きだってことが分かれば、
「今度原宿に新しいクレープ屋さん出来たの知ってる?」
から入るだろうし、
「君の名は。」観に行きたいって言ってたよ。って情報をゲットすれば、
「ニコタマの映画館で『君の名は。』やってるから今度観に行かない?」
って入ることも出来る。
ちなみに、
今日のメルマガも、
集客に悩むだいたいの経営者の頭の中にある言葉からスタートして、
途中で「例え話」を用いることで、
遠回しに気づきを届け、
ハッとさせた後、
聞く態勢が整ってから、
僕の持論をスタートする構成にしている。
読んでもらえる文章(you copy)は、
あなたが思わず読み進めてしまった文章を理解し、
分解し、
再構築することでも研究できる。
愛を伝える力を磨き続けよう。
商品や自分に恋をするのではなく、お客さんに恋をしよう。
ラブファントム・あらい
P.S.
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