From:新井翔平
22歳から24歳の2年間、カナダのバンクーバーで暮らしてました。
「なんでカナダに渡ったの?」
と聞かれることが多いけど、
答えはいつも、、、
「現実逃避」
と言ってました。
なんか就職活動してても、
「働くこと」にイメージが持てなかったんですよね。
同時にどこか、
「俺は日本社会の枠に収まるような男じゃない」的な、
痛い妄想もありまして。。。
ともあれ、
22歳で大学を卒業してすぐカナダに渡り、
その3か月後から僕は現地のスターバックスコーヒーと
カナディアンレストランで働くことになります。
ちなみに、この年の4月に受けたTOEICテストのスコアが、、、
280。
これって日本の中学1~2年生レベルだそうです。
7月からカナディアン達と働き始めた僕が、
初めから彼らと意思疎通が出来たかというと、
無理っすよ笑
This is a pen.
のレベルの日本人がレストランに混ざって働き始めたら、
さぞかし初めはウザかったでしょうね。
でも、
こっちも金稼がないと飯食えないし、
死ぬし、
死ぬ気で耳と目とジェスチャーや
相手が言いたそうなことを全身全霊で察するように神経使って、
感じとるしかないわけですよ。
そんな日々を過ごしていく中で、
Watch out! (気をつけろ!)
Behind you! (後ろいるぞ!)
How’s going buddy? (調子どうよ?)
Is there anything else I can do for you? (他に何かある?)
とかとか、
教科書にない、実践的なレストラン英語が身についていくわけです。
ビジネスも実はこれでいいと思うんですよね。
誰にでも「最初」がある(ダンケネディ)。
わけじゃないですか。
僕だってコピーの勉強は一切したことは無かったけど、
初めてのFAXDMは師匠のくれたテンプレートを丸パクリして
(リサーチした項目だけ入れ替えて)
出したら一発目でバカ当たりしてしまいました。
逆にそこからがヤバかった。
どうしたら良いか分からないのに反応が取れてしまうと、
猛スピードでフロントエンド、
バックエンドの導線を作らないといイケナイ笑
普通逆だろって話ですけど。
結果としてこの時期が一番マーケティング思考を
自分の脳内や身体にインストールすることができた時期だと今でも思います。
急速な成長によって、至らない点もあったし、怒らせた人もいたけど、、、。
もちろん意図的に迷惑をかけていいってことではないですけど、
先に「やっちゃって」みて、
「やってから考える」。
そうしていくうちに、
やりながら上手くなる。
こっちの方が大幅に時間の節約になると思います。
あなたはすべての勉強が終わってから行動します?
それとも?