From:新井翔平
↑ 昨日参加した出口貴大さんの【決算書入門ゼミ】の様子。
めちゃめちゃ厳しい言い方かも知れませんが最近、切に思うことがあります。
税理士って職業は、限りなく社長の味方に見えて、実は限りなく公務員だよな。。。
大いに誤解を招く表現ですが、笑
社会制度上、そうだと思わざるを得ないのでこのまま進めます。
もちろん、個々人の税理士さんにおいては、私がお付き合いする周りの人たちを始め、
「このままではイケない!」
「もっと経営者に付加価値を届けたい!」
と、気骨溢れる税理士さんは本当にたくさんいます。
ただ、
国にとって都合がいいように、自立自走しながら雇用と納税を生みながら、企業の脱税をチェックする機関。それが税理士事務所。
だって、
「決算」や「税務」や「記帳代行」などの過去の数字をまとめる作業。
これら以外の「付加価値業務」に取り組み始めると、ビジネスモデル的に収益性が下がるんですよ。
かつ、
企業の未来のことに関する、アドバイス業務なんて初めようものなら、実際問題リスクばっかで、危なっかしくて最後まで責任負いたくない。。。
だから、多くの経営者が感じていること、
「税理士が何も言ってくれない」
は、ある種、税理士事務所が営利活動を目的とするなら、至極真っ当でいたって正解なワケです。
所長だって昔は職員だった頃は、「このままじゃいけない!」って、理想に燃えるわけです。
でも立場変わって、自分が経営者になってしまうと、理想を追いたくても、ビジネスモデル的に追えない。。。
なおかつ下からの圧力「このままでいいんですか?!所長!?」的な、
声をあげる若手税理士は必ず数%毎年どこかに生まれる。
所長だって、頭じゃわかってる。。。笑
でも動けない。。。笑
レ・ミゼラブル。
出口貴大さんのような人の必要性。
https://www.facebook.com/takahiro.deguchi.90
同い年のコンサル仲間でとても多くのことを学ばせて頂いている方です。
月末にレセプトを締めて、
一週間以内に30ページ超の財務レポートが出てくる仕組みを内製化してるクリニックに勤めていたようです。
(↑このエゲツなさ分かります?)
毎月毎月、
5人の医師と多くの看護師さんたちに対して、
財務諸表を分かりやすく実践的ですぐに使える形で解説し、
現場でのオペレーションの指揮を振るい、
(しかも『看護師』という立場でですよ汗)
クリニックの確かな業績向上に繋げてこられた、そのエッセンスを出し惜しみなく語って頂きました。
財務諸表には作った人の意図がある。
一般的な財務会計(3大財務諸表)は、基本的に3人の人のために作られているようです。
銀行マン。
税理士。
株主。
びっくりしません?笑
経営者がいないんですよ笑。
そこで経営者向けに作られたのが管理会計。
・貸借対照表をざっくり見て、経営者の性格を診断する方法。
・貸借対照表のある2つを見ることで、資金調達のタイミングを計算する方法。
・利益感度という概念。これを間違えるといくら頑張っても儲からない会社になります。
とりわけ上記3点の解説は目からウロコの連続でした。
売上を上げる方法はマーケティング以外にもいくらでもある。
コミュニケーションギャップの改善、
セールストーク、
オペレーションの最適化、
ITの効率化、
社長の家庭環境の問題解決、、、笑
とりわけ、コンサルのようなビジネスをしていると、
「財務」という部分を正しく見立て、初診が出来るということは、
それだけで企業の業績改善に向けて、
最小、最短、最大のレバレッジを届けるための心臓部分だと、
最近の新井はひしと感じるわけですよね〜。
「出口貴大の決算書ゼミ」
私のような非財務系からスタートしてるコンサルタントには大変オススメな勉強会でした。
もちろん社長さんにもね。
西洋医学的な、外科処置的なマーケティングではなく、
東洋医学的な、体質改善に近いマーケティングを今年目指す新井にとっては、
と〜っても有意義な時間でした。
東洋の神秘 あらい
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