From:新井翔平
歯科医院のクライアントさんのニュースレター作戦がいい感じらしいです。
改めてニュースレターって、、、
自社の顧客リスト(見込み客含む)に対して定期的に送る刊行物と言いますか、会報誌と言いますか。
僕も自分の顧客や名刺交換した人たちに、
(1)今月のあいさつ
(2)メルマガブログで反響のあった記事
(3)今月の顧客の声 等
を今はお送りしています。
「地方」×「老人」×「手書き」の破壊力はハンパないですね。。。
この歯科医院のクライアントさんの場合、手書きでニュースレターを始められました。
出したら翌日早速来られた熟年の患者様が、「読んだわよ。何度も熟読したわよ。」
とのこと。
ニュースレターのメリットはもう、本当に言い出したらきりがありません。
ダン・ケネディも「ニュースレターは最高の商品だ」と断言しているくらいです。
ざっと挙げるだけでも、、、
・顧客リストと信頼構築が出来る。
・人は広告は読まないけれど、ニュースは読む。
・働いている人に対して親しみがわく。
・現物が各家庭の手元に「残る」ので、顧客の手元に営業ツールが蓄積していく。
・読者数が増えていけば立派な自社メディアになる。
・プロとしてコンテンツを書くことで権威性が増す。
・顧客の声が掲載され続ければ社会的証明が働く。
等々。。。
これらのメリットの中でも、僕が結構好きな使い方があります。
それが、、、
顧客を表彰する。
歯医者だったら、メンテナンスに通い続けてくれる頑張っている患者様を、思いっきり表彰している写真をニュースレターに載せる。
税理士だったら、顧問先の顧客で頑張って業績が改善した企業の経営者に成功の秘訣をインタビューしてデカデカと顧客を表彰する。
コンプレックス系商品(ex.ヒゲ、汗、美容、ダイエットetc…)でない限り、人は雑誌に自分が掲載されることにはやぶさかではありません。。。
しかも、そこで掲載される内容に「承認」が加わるなら、
なおのこと、
イイ (・∀・)
「自慢する権利」を付与してあげよう。
取材協力してくれた顧客には、その月のニュースレターは10部でも20部でも送りましょう。
あわよくば近隣に喜んで撒いてくれる。
だって、
自分が載ってるんだもん 笑
これは、顧客をうまくダシに使って、宣伝の材料にしよう、そのための感情操作をしよう、
ってそんな話ではありません。
顧客が楽しめる「理由」を作ってあげること。
仕事がら、地方自治体のwebサイトで人口動態を見ることが日課のような新井ですが、人口が増えてる地方なんてまずありません。
更に若い人は加速度的に減少していっています。
そんな中、手作りで温もりのあるニュースレターが届き、
その中で頑張る若い歯科助手の女の子のプロフィールを見ると、
どこか自分の子どものかつての姿や、孫娘に重ね合わせて見てしまうのでしょうか。
「ニュースレターを出し始めたら、顧客からどんどん声をかけてもらえるようになった。」
挙句には、
「頑張ってねって、お菓子だけ持って来てくれるようになった。」
といった話は枚挙に暇がありません。
ちょっと、顧客の表彰の話をすると、どうしても心理誘導のテクニックのように解釈する人がいるので、注意が必要なのですが、、、汗
そもそも顧客とコミュニケーションの「頻度が上がる」ということは、
本音を引き出すチャンスが増えることだったり、
より大きな価値提供のチャンスが増えることだったり、
より顧客の人生の質の向上に役立てるチャンスが増大することでもあります。
顧客をあなたのファンにし、
本当に届けるべき価値あるサービスを提供するための手段として、
ニュースレター。
ぜひオススメです。
地方でもこれはインパクトありますけど、
デジタルが進んでる都市部でも、
逆に商材次第では、結構な破壊力を持つこともあるかも知れませんよ。
あらい
P.S.
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