無料コンテンツの出し惜しみがダメな5つの理由。

 

From:新井翔平

 

 

 

慶應義塾卒の友達と、先日神田で6時間飲んだ。

 

 

 

その日は17時から旧友と会っていた。

 

神田にしたのは、僕が19時からそこで開催される交流会に参加しようと思っていたから。

 

「まぁ2杯くらいいいだろう、、、」

 

そう思って焼き鳥屋で飲み始めたら、案の定、

気がついたら23時だった 爆

 

もちろん交流会の主催者さんには事前に電話でキャンセルの連絡をした

(商談が長引きまして、、、と言ったのは言うまでもないm(_ _ )m本当にすみません)。。。

 

二人で飲んだ生中(プレモル)、、、

19杯。

 

アホですわ。

 

その時彼から聞かれたコトが、ここ数日、別の人からも同様に聞かれたので、今日はその質問に僕なりに答えてみようと思う。

 

 

 

無料コンテンツはどこまで出していいのか?について。

 

 

 

嬉しかったのは、その慶應卒の友達は特になんのビジネスもやっていない。

 

バイトして、海外をうろついては、また帰ってきてバイトして、パチンコで金をスっては、海外に行って、みたいなそんなフーテン。

 

でも、

 

「新井さんのメルマガ良いですよね~有料級の内容かと思うくらいです。」

「この無料の内容だけで満足して有料に進まないなんてこともあるんじゃないですか?」

「そうなると損しません?」

 

みたいな、まぁ、そんな人たらしなヤツだ ( ´ー`)ニヤニヤ

 

そして、僕の今の時点でのこの質問に対する結論は、、、

 

 

 

まったくもって問題なし。じゃぶじゃぶ有料級のコンテンツを放出しよう。

 

 

 

いくつかそのポイントがあって、まとめてみたら5つだった。

 

 

 

 

ポイント1 どうせ自分一人では出来っこない。

 

 

 

ここにも書いたけど、人は支払った対価以上の価値を引き出すコトは根本的に難しい生き物だと僕は思っている。

 

同じ情報でも、

0円で手に入れたものは0円分の価値しか引き出せないし、

1,000円で手に入れたものは、1,000円分の価値を引き出そうと頑張るし、

100,000円で手に入れたものは、100,000円分の価値を引き出そうと頑張る。

 

結局お金を支払うという行為は、この「頑張る動機」を買っているようなもの。

 

ほとんどの人は怠惰なものだし、意志の力だけで本当に何とか出来るのなら、

時間管理のハックやダイエット法が毎年毎年こんな増え続けるわけがない。

 

だから、無料で価値ある情報を与えても、どうせ受け取った人は本質的に問題を解決するコトはできない。

 

 

 

ポイント2 返報性。

 

 

 

ロバート・チャルディーニの『影響力の武器』にも紹介されている「6つの法則」の中で、

「返報性」という法則は実は一番初めに来る。

 

「返報性」とは、

人は何か施しを受けたら、返さないといけないと思ってしまう心理的な習慣のコト。

 

これは、一番初めに来るってコトはそれだけ使えるノウハウなんだと僕は思う。

 

どうせ返って来る。

 

だから。

 

気にせず与えて良し。

 

 

 

ポイント3 集客コストが下がる。

 

 

 

神田昌典の「口コミ伝染病」という名著の中に、口コミが発生する根本的な原理に、「期待と現実のギャップ論」がある。

 

期待はソコソコなのに、実際に受け取った情報が高価値なら、人は勝手に自慢をしたがる。とのこと。

 

ギャップを受けると認知不協和が発生して、行動せざるを得ない。

 

これもまた返報性の一種かも知れない。

 

しかもそうやって「口コミでわざわざ広めてくれる人」というのは、そもそも人としての属性が当たりなケースが多い。

 

(これはシビアな話ですが、真剣です。大変失礼なコトは承知の上で、あえてこう表現します)

 

要するに「良い人」ってコト。

 

「良い人」の友達は「良い人」。

 

しかも、拡散コストがゼロなら尚のことOK。

 

じゃんじゃん高価値を無料で与えて良い。

 

 

 

ポイント4 逆にセンスのない人とは付き合いたくない。

 

 

 

とはいえ、

それでも実際には無料のコンテンツだけを手にして絶対に有料コンテンツに進まない人というのは存在する。

 

これはもう悪いけど、僕もこの人たちとは付き合いたくないからそれで良い。

 

ビジネスをしていく上で、経営者として、センスのある人と付き合いたい。

 

僕にとって「センス」というのは、「お金で時間を買う」というマインドのこと。

 

お金をケチって結果として自分で慣れないことをやって時間を失ってしまうのは、残念ながらセンスが無い、と僕は思う。

 

 

もちろん本当は買いたくても、現実的に生活が苦しすぎて買えないというコトもある。

 

僕もあった。

 

お金がなさ過ぎてパスタと塩ともやしだけで1週間くらい生き延びたコトもある(僕はまだ恵まれている)。

 

 

それはそれで大切な学びの時期だから、精一杯節約して、隙間時間にバイトして、

睡眠時間削ってでも「余剰」を生み出して、未来に投資をしよう。

 

そして徐々にでも良いから、「お金で時間を買う」というマインドを育てていこう。

 

 

 

ポイント5 与えるものが結局勝つ。

 

 

 

これはもう僕のビジネスをやっていく上でのゴールデンルールみたいなもの。

 

ビジネスとは先払いで社会に価値を届け、後払いで報酬を受け取るゲーム。

 

 

この言葉に従っている以上、まぁ悪いコトは起きないと思っている。

 

 

ただし、ただのいい人になるのはバカのするコト。

 

例えば無料プレゼントを配布しておきながら、

リストをもらう(住所やメルアド)仕組みがないのはもう、残念。

 

 

めちゃめちゃ高価なエサを牧場のど真ん中に放置して、

柵も何も用意せず、

「なんで儲からないんだろう…」って言ってるようなもの。

 

 

そこは流石に現実的に設計しよう。

 

自己啓発だけでは飯は食えない。

 

ちゃんと地に足つけた行動が大事。

 

 

 

結論。

 

 

 

こうやって無料で配ることによって凄まじく大成功している事例がみんなも知っているもので一つある。

 

 

それこそが、、、

 

 

 

 

 

聖書。

 

 

 

 

価値あるものを無料で配るってコトは、

 

まぁ損しない。

 

どんどんやろう。

 

 

 

フリーダムあらい

 

P.S.

 

 

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