From:新井翔平
押し付けっぽいタイトルは嫌な気がする。
あくまで今の時点での僕の「考え」なので、重く取らないでくださいね。
僕が、自分の子どもが3歳の誕生日を迎えたらしてあげたいこと。
それは、目覚し時計をプレゼントすること。
実はこれ、僕の母親が僕たち5兄妹全員の3歳の誕生日にやってくれたこと。
「これで今日から自分で起きられるね」
そう言って母はそれ以来、雨の日も風の日も、僕たちを朝起こすことはなかった。
無いってことはなかった気がする笑
たま〜にあったかも。
でも基本は起こさない。
弁当を作ってくれたら、基本は子どもが起きて来なくても関係なく2度寝する。
24歳で僕を生んだ、若い頃の母が一本。
持っていた信念。
それは、
子どもが20歳になった時、自分がいなくても生きていけるようにする。
手前味噌ですみませんm(_ _ )m。
しかし、
我が母ながら、
24歳ですよ?
なんやねんその覚悟。
そんな環境で育った為、例えば中学校で同級生が遅刻した時、
「今日なぁ、オカンが寝坊したから家族全員遅刻やわ。勘弁してほしーわホンマ。。」
この言葉の意味がどれだけ頑張っても理解できませんでした。
今ね、リサーチしてて思うんですよね。。。。
僕がダイレクトレスポンスマーケティングに出会った理由。
それに惚れ込んでいる理由。
27歳で営業コンサルとして独立したけど、売れなくて困ってた時に助けてくれたこと。
もちろんそれもある。
でももっと大きなもの。
それは、、、
「テスト改善の哲学」だと言うこと。
正解なんてない。
全くの白地。
それでも、何とか売れてるライバルがやってる方法を分析して、「売れそうな手」をまずは試してみる。
今まで一番たくさん買ってくれた、気持ちの良い優良顧客にインタビューして、その人がどんな悩みを持っていて、どんな生活をしていて、どうなることを願っているのか。
どんな静かな絶望を抱えていて、どんなことに承認を欲し、この人生を通じて何を実現することを望むのか。
息遣いが、脈拍が、鼓動が聞こえるくらい、肌で感じ、寄り添い、共感し、感情的に同一化することを目指す。
すると、
優良顧客の琴線に触れる、「可能性の高そうな言葉」が見えてくる。
そこから「売れそうな」コピーが生まれる。
ゼロからそこそこのものは出来た。まずはテストしよう。
1発目で当たる?
それで当たれば世の中億万長者だらけでしょ笑
当然そんなことはまずない。
当初立てていた仮説が見事に裏切られることだってある。
ただ、ダイレクトレスポンスのマーケターはそれでヘコタレナイ。
むしろ「失敗する方法」が手に入ったことを感謝し喜ぶ生き物。
新たに手に入った材料から次のテストの準備をする。
前回よりも精度は上がってる気がする。
もう一度市場にテストする。
おっ!前よりは良くなった、でもまだ損益分岐を下回る、、、
また新たなデータを手に入れて改善。
よっぽど的外れなデータしか出て来なければ、そもそもマーケットが求めていない商品だった可能性もあるから、もう一度リサーチをやり直す。
そうでないなら、この調子で何度かテスト改善を繰り返せば、いずれティッピングポイント(臨界点)を迎えるまで頑張る。
母は3歳の時の僕らに、「自立の種」を植えてくれた。
人生も一緒だと思う。
正解なんてどこにもない。
全くのゼロから、「最適解」にたどり着くプロセスは、自分で見つけなくちゃいけない。
今、新しいクライアントのリサーチをしてたけど、
ちょっと規模が今までに無いとこだったから、
やってる僕自身、どうなるか予測がつかない 笑
マジで予測がつかない。
傾向はわかる。当然。
理論的にも、きっとこうなるって気はする。
でも、未知のものに直面すると、若干、
僕も、、、
足がすくむ 笑
そんな時に、
一度外に出て空気を吸って、
深呼吸してみる。
肩の力を抜いてみる。
すると、
ちょっと気が楽になる。
「やってダメなら仕方がない。」
「出たデータをもとに改善しよう。」
「正解はないんやし。」
僕がダイレクトレスポンスマーケティングが好きな理由。
ゼロから「最適解」を見つけ出す哲学、それそのものがDRMだと言うこと。
独立して、
しばらくクライアントを持つようになって、
ちょっと忘れてた気がするな〜。
確かに「集客」「代行」は経営者にウケやすい。
「代行」そろそろ取ろうかな笑
(ってか、僕の代行月12万って絶対安いわ、、あかんあかん、、値上げしよう)
僕が今やってる仕事には、
母からもらったギフトも、
脈々と活きてる気がする。
自分で、その時々で判断し、
たとえ転ぼうとも、
自分自身の力で立ち上がり、
一歩一歩でも、
着実に、
「最適解」へと近づいていく
そんな力。
コンサルタントとして、
人として、
そしていつか、
父親として。
そのギフトを次に届けていきたいと思う。
あらい
P.S.
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