From:マーケティングコンサルタント 新井翔平
おどろいた。
イベリコ屋 六本木店。
先日、中野のタイ料理屋さん、「タイ屋台999」の解説記事を載せましたね。
それに匹敵する、
いや、それ以上の事例がありました。
イベリコ豚がキープできる店。
人質作戦。
顧客がよく使うものをお店の側で「預かる」ことが出来れば強いですよね。
例えば、
オーダースーツ屋さん。
男はだいたい、ファッションとか、
考えるのがめんどくさいから、
丸っと誰かに考えてもらいたいって欲求あると思います。
自分の身体の首回りや肩幅、左右の腕の長さやウエスト、
脚の長さなど、
あらゆる数字はもとより、
過去に購入した履歴から逆算して、
それらに会うコーディネートが入荷したら逐一ダイレクトメールでお知らせをしてくれる。。。
もう、考えるの面倒だからお任せしたくなりません?
あるいは、
ホットペッパービューティ。
リクルートは、かつては日本を代表する営業会社でしたが、
近年、トップ層の英断(愚断?)によって、
現在はIT企業への道を爆進しています。
何せもはや、本社では営業マンをほとんど採用しない。
営業機能はすべて代理店に任せて、
自分たちは優秀なエンジニアを採用している。
かつては営業力にものを言わせて、
日本中の美容室にテレアポから広告枠を販売していましたが、
今は、
いかにすれば、、、
予約システムを抑えることが出来るかどうか。
これ、美容室側からしたら恐怖でしかありませんよね。
顧客リストをホットペッパーに人質に取られるわけです。
メールアドレスも、名前も、電話番号も、
いわば、リクルートが生殺与奪権を握ってる状態ですよ。
僕が美容室のオーナーなら絶対に使いません。
ガンガンで新聞オリコミと自社サイトで集客して、
データベース化して、
最終カット日から一定の間隔でメールが届くシステムを構築するでしょう。
でも、
お客様がよく使う「何か」を預かることは出来ないだろうか?
先日の「タイ屋台999」は、極論、
「ディナー永久無料権」を買いさえすれば、お店的には1度も来なくてもOKなわけです。
それはイベリコ屋も一緒か。。。
でも、
何が一番エグいって、、、、
塩分濃度が濃ゆいからワインがばかばか売れるらしい笑
生ハムってしょっぱいじゃないですか。
だからキープしてる常連客は、来るたびにばかすかワインを開けるそうです。。。
本当に恐ろしい。。。
しかも、
どう考えても「タイ料理」より「イベリコ豚」の方が、
一緒に飲むお酒の単価を上げやすそう。
(タイ料理をディスってるわけでは決してありません…m(_ _ )m)
お客さんの「大切な何か」を預かれないだろうか?
これはちょっと表現がゲスいですね笑
でも、見方を変えると、
お客さんの
「意思決定を簡略化させてあげている」
という価値を提供しているようにも表現できそうです。
人は考えることが大嫌い。
自分で考えるくらいなら、
あるいは新しい店に行って失敗するリスクを背負うくらいなら、
安定の場所に行きたい。
その理由づくりとして、
イベリコ豚キープ。
無理があるか。。。笑
でも、そんな感じです。
「大切な何かを預かる」
あるいは、
「辞めたくて仕方がないことを辞めさせてくれる」
そのポジションを手に入れることが出来れば、
お客さんがあなたにお金を払う理由になると思いませんか?
イベリコ豚寿司食べたい… あらい
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