From:新井翔平
マーケティングの師匠が言ってた言葉の一つにこういうものがあった。
「マーケターの仕事はDMを送る『理由』を作ること。」
当時はよく意味が分からなかった。
でも今なら何となく分かる。
以前、営業マン時代、
商談が終わってから、上司への電話報告で、
「すみません、取れませんでした。」
「でも、『今』じゃないっぽいです。」
「きちんとフォローします。」
的なやりとりが、よくあった。
とは言いつつ、、、
きちんとフォローをやり切った試しがない笑
ってか「フォロー」って何だ?
定期的に電話すんのか?
どんな電話だ?
「そろそろですか?」
「ぼちぼち買います?」
とか電話ですんのか?
どれくらいの頻度でやるんだ?
毎月か?
絶対ウザがられる。
男女関係で言うと、、、
「そろそろいいだろ?」
的なLINEが定期的に届くようなもの笑
そいつ絶対キモイ。笑
マーケティングの要諦(肝心カナメ)は、
「買う手前の人たち」を集め、
「買う人」に育てていくことに一面、ある。
「買う手前の人たち」がある程度、不快でなく、営業マンからの”圧”を感じることなく、心地よいくらいの”距離感”で、付かず離れず、フォローしていく必要がある。
必要性が生じた時。
欲しくなった時。
ライバルではなく、あなたの顔が思い浮かぶポジションに、
い続ける必要がある。
その為に大事になるのが、、、
DMを送る理由。
めちゃめちゃ使える理由は、
「買ってくれてありがとう」
→ サンキューレター
「誕生日おめでとう」
→ バースデーレター
「初回の取引からちょうど1年です」
→ 記念日レター
「バースデーレター」と「記念日レター」を使い、
月刊のニュースレターを送れば年間で14回、
顧客の元にDMを送る「理由」を作ることが出来るようになる。
ケネディは年間で20回以上、顧客の元にDMを送れと言ってるけど、それはダイレクトレスポンスマーケティングが行き過ぎたアメリカでの話でもあると思う。
日本向けにアジャストするなら、12回〜15回送れれば、まぁ「顧客の脳内シェア」を占有し、あなたの「脳内SEO対策」としては十分なのではないかと思う。
もちろんもっとやってもいい。
ただ、これらはどこかビジネスとしての匂いが残ると言うか、突然始めたら、「何?」と思われることもあるかも知れない(僕からしたら関係ないけど)。
そんな時に使える、最強のDMを送る理由がたった1つだけある。
しかもほぼ開封率、精読率ともに100%に近い、化け物の様なメディア。
日本の文化に食い込んでいる為、何の疑いもなく「読み始める」。
それが、、、
年賀状。
特に関係性が途絶えた人に「思い出してもらう」とかにも使える。
しかも、新年という効果も相まって、その年賀状の中で「今年からは精力的に頑張っていきます宣言」でもやっておけば、
その次の月から毎月毎月何かが届いても、何ら違和感はない。
売り込みを載せるのは流石に「品」がない。
ここで大事になってくるのは、やっぱり、
好意性。
ライバルはどうせ印刷で済ますだろうから、出来るだけ「手書き」で送りたい。
そして顔写真も載せて、改めて「覚えて」もらいたい。
昨年から新しいことに取り組み始めているのなら、それにかける「熱い想い」を語ればいい。
「今年からは一生懸命あなたにもお役に立てる様に頑張る」的な熱いメッセージも添えていればいいだろう。
今年も残り40日前後。
年賀状の締め切りまで35日間くらい。
関係性を特に復活させたい、元優良顧客や、既存の優良顧客を100名でもリストアップすれば、1日3通想いを込めて書き始めれば間に合う。
この最強のメディアを使えるチャンスを逃さない様にしよう。
あらい
P.S.
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