From:マーケティングコンサルタント 新井翔平
名前って大事ですよね。
僕らマーケターって、(全ての社長はマーケターね)
市場に放たれた、
他のライバルたちと争いながら、
広告費をかけたり、
見込み客に接触頻度を高めたりして必死で、
見込み客の「頭の中の検索上位」のポジションをおさえに行くような、
そんな戦いを日々重ねてると思うんですよ。
「脳内SEO対策」ですね。
見込み客の欲求が高まった時に、自社のことを思い出せば、自分たちの勝ち。
見込み客の欲求が高まった時に、ライバルのことを思い出せば、ライバルの勝ち。
保険の営業マンや車の営業マンなんかが分かりやすいですよね。
売れてるトップセールスマンに限って、
既存のお客様が商品(保険や車)を買った後も、
しげしげとダイレクトメールやらハガキやら、季節の挨拶を送り続けたりして、
「見込み客から忘れられないように」
見込み客の注目を自分に向け続けるために、
脳内の検索順位を上げ続けるために、
あらゆる努力を行ってるわけです。
僕らもそうでしょう。
僕ら個人起業家や、コンサル、コーチも同じで、
こうやってGW中にもメルマガを送ったりして、
「Keep in Touch」し続けてるわけですね。
禁断のテクニック、「認知不協和」。
バランスを崩されると、気になっちゃうってありません?
ドラマとかで若い男女が、
キスしそうで、
ギリギリで、、、
あと2センチ、、
1センチ、、、
あぁ〜〜〜付く付く〜〜〜〜
あ〜あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜
ってなってる時に結局チューってしなかったら、
「せーへんのかいっ! \(゚ロ゚ ) 」
ってなりますよね。
バランス崩されると、居心地が悪いというか、
それが脳内にこびりつくというか、、、
意味不明に相手のバランスを崩すと短期的に相手の脳内検索順位を上げることがデキる。
こないだGWの最中に、コンサルタント仲間と勉強会を開催しました。
テーマは、コンサルタントのポジショニングとか何かそんな感じ。
我が地元の武蔵新城で開催して、
勉強会終了後、
かねてから食べに行きたかった
「藩次郎」
という、宮城三陸女川町から毎朝新鮮な魚介を仕入れてるという、
古民家風の居酒屋にて、その日は懇親会をやりました。
極厚牛タン、エリンギガーリックバター、季節の新鮮な魚介、、、うまうま。
味だけじゃないんです。
スタッフの方達の接客も温かくて愛想もよくて、
そこに囲炉裏を囲む古民家風な内装も相まって、
すっごく、良いんですよね。
世界観というか雰囲気というか。
そんな中、
〆のご飯もの、麺ものに目を向けると、、、
「ピーチクパーのオムそば 680円」
(゚Д゚)ハァ?
「ピーチクパーのオムそば 680円」
(゚Д゚)ハァ?
圧倒的な存在感を放ってるわけです。
そりゃ頼むでしょ笑
で、来たら来たで、
普通の焼きそばの上に「オム」が乗ってるだけなヤツなわけです。
正直、めちゃめちゃ美味いとかそんな印象は全く残ってません。
藩次郎を訪れて、2日経ちますが、
あのオムそばの味は申し訳ないけど、正直、ほとんど覚えてません。
ただ、
「ピーチクパーって何やねん…」
この、ピーチクパーだけが頭にこびりついてるんです。
挙句の果てには、一緒に行ったあるコンサルタントのIさんなんて、
酔った勢いに任せて大きな声でアルバイトの女の子の店員さんを呼びつけて、
「ピーチクパーって何なんですかァッ?!!!(#゚Д゚)」
って半ば怒鳴るような、
女の子が怯えるようなまじでゲスい、
「半分事故」まで引き起こしてしまってるわけです。
ピーチクパー…恐ろしい子っ…
ネーミングって、結構適当にやっちゃってませんか?
今回、
もし藩次郎に「ピーチクパーのオムそば」が存在しなかったら、
僕たちは頼むことも無かったし、
I さんはアルバイトの子に「事故」を起こすことも無かったし、
僕も「藩次郎のことをメルマガに書く」なんてことも起こらなかったと思うんです。
あくまでテクニックだから、
やり過ぎは禁物ですよ。
でもね、
ちょっと名前をいじることで、
相手の脳内の占有率をコントロールすることが出来たらどうですか?
違和感を残させて、
思わずこうやって口コミさせてしまうようなネーミングが何か一つでもあったなら?
〆の炭水化物で、単価の高い商品は他にもあったけど、
680円にしてはなかなかな「広告効果」のある商品なんじゃないでしょうか。
ピーチクパー…
恐ろしい子っ…
ピーチクパー あらい
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