From:新井翔平
「共感」って大事だなって思うわけです。
一行目から今日のテーマの全てを言っちゃった笑
昨日の記事はこれはこれで人間心理のことだったけど、
少しテクニックっぽかったのでちょっと今日はファジーな話。
僕は宗教を勧めてくる人やネットワークビジネスを勧めてくる人が嫌いです。
他にもエセ・ロハス系や結構タイトな健康志向系の人もウマが合わないことが多いです。
何が嫌いなのか、よくよく考えてみて、今の時点で言語化してみました。
すると見えてきたのが、
「自分にとっての正しさを主張し、相手を変えようとする」
のが受け付けられないんだな~と思うわけですよ。
真実は一つ。
でも事実は人の数だけある。
結局、いろんな人がいるこの世の中で、
「正しい」ことって結局どれか一つに決めることなんてできないわけじゃないですか。
以前通ってた、経営コンサルタントの福島正伸先生の講座でもこうおっしゃってました。
「正義」の先にあるのは戦争だよ。
戦争をやってる人たちも、
みんな自分が悪だと思って戦争をやってるわけじゃないですよね。
自分たちが正しいと思ってる。
「正しさ」と「正しさ」のぶつかり合いで争いが起こる前に、
「そーゆう考えもあるよね」って、
相手の考えも確かに一理あるのかも知れないな。
自分が知らなかっただけで、その案も良いのかもね。って。
一つ踏み込んで、相手の主張や考えを「受け止める」ことが出来たなら。
相手も、「え?今もしかして認めてもらえた?」
って、嬉しくなって、こっちの話にも耳を向けてくれるかも知れない。
昨日、友人と話していて、職場の愚痴を聞きました。
そのことから思った、人間関係を円滑にする秘訣というか、小技ですね。
僕の場合、幸いにも、思春期の頃から両親の関係があまり良くなかったから、
「今、母さんは何を感じてるんだろう?」
「今オヤジは怒ってるのかな?」
と日常的に、
親が今何を思っているのかを感じるトレーニングをすることができました。
それが、大人になって営業マンをやっていた時、
「この社長、いろいろ自慢してるけど、本当はどうなりたいんだろう?」
「この人テレアポをめちゃめちゃ毛嫌いしてるけど、何かあったのかな?」
と、
相手が今何を感じているのかを話しながら考えることが割と自然とできるようになりました。
今はマーケターとして、
市場は今何を感じているんだろう?
ターゲットはどんな痛みを抱えているんだろう?
という視点から物事を考え始めることを習慣にしています。
この考え方からスタートすることができれば、ほぼ外さないと思います。
外すとしたら、
得てして「これぐらいならいいか」っと、妥協したときですね笑
今日は何か対立や異なる意見を聞いた時、
「何でそう思っているんだろう?」
「何がこの人の考えをこんな風にさせたんだろう?」
「そういう考えも面白いのかも」
と、自分に一つ質問を挟んで見るのはいかがですか?