自分はお金を出したくないけど、クライアントには自分になるべく高額を払って欲しいと願うコンサルタント。

From:新井翔平

 

 

思わず笑ってしまったメルマガ。

 

 

先日、とあるコンサルとしての大先輩のメルマガを読んでて思わず笑ってしまいました。

 

ちなみに、わたしはまだ直接その方と面識はありません。

 

しかしセミナー講師、コンサル業界では大先輩に当たりますし、師匠の師匠でもあるのでこの方のメルマガはずっとフォローしています。

 

今でこそフェイスブックやアメブロでは、セミナーセールスの手法をコンサルしてる人はたくさんいますが、この方はまさにそのパイオニア的存在(これで分かっちゃうかな)。

 

その内容はと言うと、、、

 

 

質問者(メールでいきなり送りつけた):「コンサルフィーを上げる方法を教えてください。」

 

コンサル:「良いですよ。単価アップには関係性の構築が欠かせません。このあたりはわたしのセミナーや養成塾で取り上げていますので興味があればご参加下さい。」

 

質問者:「そうやって回答をボヤカして、バックエンドの高額サービスへつなげようとすることが営業手法なんですね。もう結構です。」

 

コンサル:「え~~~~~~~~。。。。。。」

 

 

ざっくり言うとこんな流れ。

 

 

アホとちゃうか。。。笑

 

 

真っ先に思ったのは、この質問者のクライアントさんのことです。

 

「コンサルフィーを上げたい」ということは、すでに低単価でもクライアントはおられるとのことなのでしょう。。

かわいそうに。。。

 

よく勘違いされていることですが、コンサル・コーチって、低資本で参入できるし、経験を人に教えてあげればいいだけだし、コーチングに至っては自分が答えを持ってる必要は無いし、粗利が高いし、始めやすいビジネスだよ、って論調は確かに正しくもあります。

 

 

でも、、、

 

 

成果を上げ続けてるコンサルは膨大な額の自己投資をし続けてますよね?

 

 

「仕入れが要らないビジネスです」

 

んなわけない。

 

『知識・経験』という立派な仕入れが必要です。

 

確実にコストがかかる作業です。
(幸いにも腐らないというメリットはありますが)

 

 

 

無料の情報をなるべく多く仕入れて、高額講座が売れたところで、そこで公開される情報は残念ながら低品質でしょう。

 

 

蒔いた種以上の果実は実りません。

 

 

 

以前、『地獄の食堂の箸』というお話を書きました。

 

 

これ、すごく大事なことが含まれています。

 

伸びた箸で料理を向かいの人に食べさせてあげる(まず自分が与える)。

 

そしてその後、報酬は、「食べさせてあげたその人」から返ってくるわけではないみたいです。

 

「食べさせてあげたその人以外の人」が今度は自分の口に料理を運んでくれるのだそうです。

 

 

何が言いたいかというと、

 

 

富は放った方向から返ってくるとは限らない。

 

 

全く予想だにしなかったところから流れて返ってくることの方が多い。

 

ってことがこの話に描かれています。

 

 

 

私自身も、今商売をさせて頂いているダイレクトレスポンスマーケティングのスキル。

 

これを手に入れたのは、27歳で代理店独立をして全く売れなくて貯金が10万円を切ったあたりの頃でした。

 

広告を見てビビっと来て、これだ!って思い、2枚持ってたクレジットカードで30万円ずつ、合計60万円の年間講座を受講し、そこで師匠と出会いました。

 

 

受講直後から3ヶ月で状況はまさに逆転。。。

 

 

 

コンサルに限らず、常にそうですが、

 

 

何か人生の局面を切り開く大きな一手になるものは、「覚悟」だと思います。

 

マーケティングのスキルも確かに大きかったけど、今でも振り返って思うのは、借金をしてでも何をしてでも、絶対に大丈夫。

 

自分には自分の人生を今よりもっとよくしてける力が絶対にある。

 

そう信じて委ねたこと。

 

 

その覚悟とか、決意の方が大事だったと思います。

 

 

無料の情報を手に入れることに、何の覚悟も要しません。

 

 

覚悟のない講師の背中は、筋の良いクライアントは察します。

 

 

常にかっこいい大人でありたいものですね。

 

 

覚悟の男 新井。