From:マーケティングコンサルタント 新井翔平
石原明の経営のヒントプラス第二回。
2009年の12月から配信してたんですね。
僕がこのポッドキャストを聴き始めて、だいたい4~5年目くらいです。
毎回この人のコメントは強烈なインパクトを残すのですが、
とりわけ本当に忘れもしないのがこの第二回。
1分25秒から1分36秒。
この11秒間です。
マジでこの11秒間を聞いた瞬間、スコーン!って頭をどつかれました。
ちょっと皆さん新井のメルマガを一瞬ジャンプして、石原さんの
11秒だけ聞いて戻ってきてみてください。
聞きました?
「モノは良さそうに見えるから売れる」
サラっと言い過ぎてるから何で新井が興奮してるのかよく分からん人も多いでしょうが、
これこそ「商品志向」と「市場志向」の大いなるギャップを、
最小文字数であらわす洗練された言葉だと新井は思うわけです。
今日は午後からとあるドクターのリサーチでした。
応接室の中にある、英字の何か仰々しい賞状を私は写真に納めるわけです。
ドクター「そんなの誰だって持ってますよ。」
私は何か治療の中で切り口のヒントになりそうなことを深掘りして質問を繰り出すわけです。
ドクター「こんな治療、誰だってやってますよ。」
患者の治療部位の写真がCADシステムを使って3Dで表現され、
実際の手術の前にCGでデモンストレーションが出来るシステムに異様に私は食いつくわけです。
ドクター「これぐらい、イマドキは普通のことですよ。」
ま、
もうこれ以上は言葉をつむぐ必要もないでしょうが…笑
シュリッツビール。
マーケティングやコピーライティングを勉強した人ならもう、手垢がベトベトについてるようなエピソードですね。
全米7位だったビール会社に、ある凄腕コピーライターがリサーチに入りました。
200m以下の地下水を汲み上げ、
蒸留、冷却を何度も繰り返し、徹底して不純物を取り除き、
最新の注意を払って瓶詰めされ、出荷されていく工場内の様を、
彼はありありと広告に描写しました。
インタビューをした工場の人たちは何度も言いました。
「こんなのはどこの会社もやってるよ。」
でも消費者からしたら知らんわけです。
ランチェスターの法則的にはあり得ないことらしいですが、
その広告1つでシュリッツビールは7位から全米1位に大躍進したそうです。
あなたが扱っている商品が本当にいいものなら、「良さそうに見せる努力」を本気でしなくちゃいけない。
あなたが売らなきゃ、お客さんはどうせ他の誰かから買います。
もちろん、「良さそう」に見せて、実質大したことなければ廃れるだけです。
当然「中身」も大事。
でも、「見せ方」も大事。
ここは、
なかなか表現に慎重にならざるを得ないところですが、
買いての人生の質を向上させる自信があるならば、
容赦無く売らにゃならんわけです。
それが顧客を「守る」ということであり、
市場を「守る」ということであり、
ジェイ・エイブラハムが「マーケティングはリーダーシップだ」というゆえんでもあると思うわけです。
売る勇気は顧客の人生を背負う勇気 あらい
PS1:
ウケのよかったメルマガ10選。
婚活イベント体験レポート。 〜売るためには売られなくちゃいけない〜
「私みたいな凡人でも出来たんだから、きっとあなたにも出来ますよ」、、、これマジか?
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